長野県その4(上田)

しなの鉄道に乗りに行こうということになり、半ば旦那に連れて行かれる旅である。 　上田に泊まる。冬の上田はとても寒い。底冷えのする駅前である。 　駅前にはスーパーや銀行、各種店もありそれなりの街であるが、この寒い中、学生はやはり短いスカートで頑張っている。 　 　こちらはタイツでズボンでそれでも寒い。土地の差か歳の差か。 　空気はとても澄んできれいである。やや乾燥しているので喉にクル。冷たい。耳が痛くなる。 　コタツが恋しい。宿は洋風で部屋に入るまで空調がつかないので、部屋が暖まるまでの時間が長いこと。 　文句ばかりで申し訳ない。温泉があるのがありがたい。 　しなの鉄道のサポーターをしていることもあり、自分たちの名前が列車についているのは何となく嬉しく、写真を撮ったりしながらもゆったり乗る。 　なるほど人は少なく、運営は大変なのだろうかと心配する。 　送られてくる冊子や、企画もいろいろあるので、今後も頑張ってほしいと思う。 　上田に行ったついでに別所線にも乗ってみる。こちらはもっとローカルである。 　意外に混んでいるのだが、学校などがあるからかもしれない。 　 　だんだん人が降り、別所につく頃は、温泉に宿泊する人と私たちのような鉄道好きな人くらいである。 　無料の温泉入浴券を頂いたが、結局、駅前から離れず、行った列車で帰ってきたのであった。