鹿児島県その3(桜島フェリー)

合計３回乗ったが、普段の足として使われており、とても便利だと思った桜島港から対岸の鹿児島中央へ行くフェリーである。 　 　フェリーは以前にも違う所で乗ったが、その時はとても大変で、待たされるし並ぶしであった。今度もそうだとばかり思っていたので身構えていたが心配することはなかった。 　こちらという矢印を曲がると料金所があり、そこで1220円を払う。よくわからないので聞くが、行けばわかると言われ、不安ながら進む。 　 　前の車についてゆくと何とそのままフェリーの甲板である。誘導の人が大変にわかりやすい指示をするので助かる。言われるまま車を停め、エンジンを切る。 　 　周囲を見渡すが、あまり降りておらず、車の中にいるらしい。ほんの15分で着いてしまうのでそれもありだ。私達はもちろん降りる。雨模様でも楽しいのだ。フェリーの中を探検である。 　 　階段を上がり、客室に入るとけっこう人がいる。椅子が進行方向とは反対なのでやや気持ちが悪い。立ち上がって外に出て写真など撮ってみる。ソバ、うどんなどの店がありお菓子も買えるし飲み物もある。 　 　あっという間に対岸である。急いで階下へ降り、乗り込んで甲板でドアが開くのを待つ。｢あと２メートル、１メートル、50、30、20、10・・・｣と聞こえ、ぴったり停船する。間もなくドアが開き、次々に出発。こんなに簡単でよいのかと思う。すごい。