北海道その35(津別)

津別といってわかる人は北海道に詳しいであろう。津別にある道の駅「あいおい」に立ち寄ることにする。 　道の駅「あいおい」は、網走から釧路に向かう途中にある。この辺りの山を越えると阿寒の方に出る。 　網走から阿寒湖辺りは日帰りレジャーできる区域だが、広いし遠い。だた、道が空いているのでできるのである。北海道ならではで、時間計算も楽である。 　 　さてここは、国道240号沿いにあり、一息つくには最適であるし、他に休めるところがほとんどないので、見つけるとほっとする。 　地元産のそば粉を使った10割ソバ、地元農産物などがたくさんあり、見ていても楽しい。 　木工のクラフト製品もある。多彩である。 　旧国鉄の「北見相生駅」を残し、展示してあるのも面白い。ここには客車を利用改造して宿泊できる車両があり、ライダーハウスになっている。泊まってみたい気もするが淋しすぎるかもしれない。見学したかったが、残念ながら中には入れない。宿泊客のみである。 　ラッセル車は間近で見ると大きい。こんなのが雪を漕いで行く姿を想像すると何やら厳粛な気持ちになる。冬場の北海道は半端ではないと思う。 　展示が屋外で、とても広いので、まだ使われているような錯覚に陥るくらいきちんと管理されている。白樺の木立も美しい。写真の心得があればと思う風景である。 　 　他にも農村公園などでは広大な敷地で、ミニゴルフができるそうである。 　愛林の町を名のる津別だそうで、林業に力を入れているという 。途中で何気なく寄ったのだが、思いの他充実した休息が取れたのであった。