北海道その27(天塩・富士見・)

日本海側に出た。道の駅「天塩」の特産品は、しじみ貝、てしおキムチ、シジミヘルシーパイ、マスカットサイダー、天塩川羊羹、天塩椎茸などである。 　 　ホッキカレーを食べようかとも、シジミの味噌汁を飲もうかとも迷ったが、できれば車を先へ進めたい。運転しながら食べられるものを探してみると、シジミパイが目に付いた。 　それではと、シジミパイを買って食べてみた。シジミの炊き込みご飯をパンが包んでいる感じのもので、初めて食べた。結構シジミの味がよく、意外性もあって楽しめた。シジミが好きな人にはお奨めである。 　海沿いを走りながら、道の駅「富士見」に立ち寄る。 　何でもないコロッケが美味しい。他人の頼んだソフトクリームが長くて驚く。食べきる自信が無く、こちらは見送りである。 　 　稚内と留萌を結ぶR232号は「日本海オロロンライン」と呼ばれている。その途中にある道の駅である。 　丘の上のレストラン「とんがりかん」は、晴れた日には日本海と利尻富士を望める、日本海の海鮮料理が食べられるお店だという。 　気になっていた金浦原生花園に行く。 　雑誌などのふれこみ「黄色いエゾカンゾウの花々が絨毯のように一面に」を期待していたが、ほとんど咲いていない。残念である。 　木道には誰もおらず貸切。セキレイなどの鳥たちが季節外れの侵入者を警戒して鳴いていた。