青森県その5(五所川原)

五所川原には「立ちねぶた」がある。立ちねぶたの館では、いつでも見られるように展示してある。 　 　22ｍのねぶたをぐるっと見ながら見学ができる。巨大スクリーンには祭りの様子が映し出され、その雰囲気を感じ取ることもできて楽しめる。 　 　五所川原から、津軽鉄道に乗り、終点の津軽中里へ行く。のんびりとした走りに、津軽の風景がよく合う。 　終点の駅前には何があるわけではない。時報の音楽が流れている。何だかわからないので道行く人に聞いてみたら、この辺りの民謡だという。 　五所川原駅に戻って、町を歩くことにする。昔懐かしい感じのお店が並び、ほしい靴があったが、後でと思い、散策を続けた。 　特に観光の施設はねぶたの館くらいのもので、あとは普通の町である。 　ねぶたの館を出て、町を歩けば、もう店が閉まっている。健全な町である。ほしかった靴も買えなかったが、それもまた旅の面白さである。