長野県その1(諏訪)

毒沢温泉の沢の湯へ行く。 　含緑ばん酸性明ばん泉で、沸かし湯であるがＰＨ2.4という強酸性の温泉である。 赤茶けた湯にはタオルまで茶色になる。男女別に小さい湯船がボカンとあるだけの本当に湯治の宿という感じである。 　無駄もないが何もない。でも、ここに行ったらアトピーがとても楽になった。 　 　なかなか次に訪ねる機会がないのが残念である。 　長野に来たならソバを食べようということで昼には近所の蕎麦屋に入る。 　これぞソバ、といった感じの本格派であった。 　立ち寄りの温泉、片倉館へ行く。 　ここは深さが1.2ｍもある大理石風呂でステンドガラスがあり、モダンな風呂である。足元には砂利が敷いてあり、足の裏が痛い。 　暖まったからか、ラジウムがいけなかったのか、ソバが合わなかったのか、お腹に蕁麻疹が出た。ちょっと痒い半日であった。 　諏訪湖畔では植物園昆虫館で蝶と戯れ、湖畔の美しい風景を楽しむ。 　そして有名な間欠泉センターへ。 　ここは温泉施設になっていてプールから見ることもできるが、自分も見られてしまうので、プールは遠慮する。 　間欠泉は10分おきくらいに高さ50ｍにまで上がる。 　なかなか見ごたえのある間欠泉である。 　写真に撮ったが、真っ白に吹き出した間欠泉。何を写したかわからないものになってしまったのであった。