兵庫県その2(淡路島その2)

旦那のつきあいで淡路交通の廃線跡をたどってみることになった。 　旦那は事前に調べていたので、おおよその位置はわかると言っていたがなかなか見つからない。 　見渡せる所を探してホームセンターに寄り、上から眺めてみるがどうもはっきりしない。 　病院の辺りと言うので、病院の近くまで行ったが、道が狭く、散策できない。 　これではどうしようもない。うろうろし、同じ所を何度も往復してわかった。 　なんと病院の裏手にぴったりとついている所であった。そうわかれば電柱が不自然に連なり、いかにもという所である。 　旦那は写真を撮り、私は病院でトイレを借りた。 　洲本の博物館に行き、そこにもたくさんの淡路交通の資料があって旦那は大喜びである。 　旦那はその筋の本、私は記念にテレホンカードを買った。 　博物館近くに足湯があり、これも洲本の温泉である。博物館の駐車場に車を停めたまま入りに行くことにする。 　無料だがきれいにしてあり、少し熱めだが心地よい。あまり浸かっていると根が生えそうなので、適当に切り上げた。 　駐車場に戻ると、猫が追いかけて来て、車の近くに寄ると危ないので、持っていたミニサラミをやる。 　しょっぱいので一口だけである。 　食べている隙に車に乗り込み城へ向かう。 　城と言っても城跡に模擬天守の見晴台に上る。海一望の素晴らしい眺めである。大きく深呼吸し、宿に向かうことにする。