北海道その40(函館〜北桧山へ)

何度目の北海道か。やっと道南の旅ができた。函館空港でレンタカーを借り、人のあまり訪ねないであろう北桧山へ行くことになった。 　まずは昆布館に行き、様々な昆布の種類や加工品などを見たり購入したりできる。面白いのはとろろ昆布の加工作業の様子をガラス越しに見学できるところである。 　昆布ソフトなる物を買って食べたが、別に昆布臭いわけではなく美味しいソフトクリームである。花たびキャンペーンのスタンプを貰っていく。 　 　道の駅あっさぶに寄って道の駅プレートを買う。トイレも借りる。出掛けにいも揚げを買って食べたら美味しい。空いている施設と美味しい食べ物で北海道に来たことを感じる。 　道の駅江差へは少し反対方向だが、とりあえず寄ってプレートを買い、切妻屋根のトイレと、日本海を一望する。かもめ祭りがあるそうだが、今回は行く予定はない。 　さらに道の駅ルート229元和台へ行き、裏手にあるモニュメント｢潮笛」と、美しい日本海、見渡せる広場で休憩する。百合根だけで作った餡の入ったゆり最中を一つ買う。乙部町の特産物はこの他にもタラコなどだそうである。独り言のページに乗せたハマナスはここで写したもの。 　そして道の駅てっくいランド大成では売店が開いておらず、いつものプレートは購入断念、トイレだけを借りて進もうとしたら猫がいて、車の横でニオイをかいでいる。腹減りなのか、何かないかと探し、おやつに買ったドーナツとジンギスカン味のば○うけせんべいをやると、よく食べている。カラスも来たが猫にしかやらない。痩せていて、ウチの猫とは大違い。頑張れと思いながら車を走らせた。 　きょうの宿は北桧山にある「温泉ホテルきたひやま」である。ここは奥尻島の視察の際、天皇皇后両陛下がお泊りになった宿だというが、スイート以外は普通の部屋だ。ツインには広いトイレと洗面所があるが、風呂はない。その分、温泉は充実している。爽やかな風が心地よい。