岐阜県その7(大垣〜養老)

大垣に取った宿は、ビジネスホテルなのに人工ラジウム温泉大浴場つきで安価な面白い宿である。 　男性用は広かったようだが、女性用はやや狭く、カランは三つで湯船も大きくない。セキュリティーのため、女性は入浴の際、フロントから鍵を貰い、開閉をする。ちょっと面倒だが、仕方がない。 　朝食はバイキングだが、他国の団体さんが一緒で混雑の上、料理は少なく、残念である。 　大垣城へ行き、天守閣へ上るが、これは戦災で焼けたのを復元したものである。そう高くは無いので周囲のビルに埋もれている。関ヶ原の戦いのことがたくさん展示されている。また、火縄銃、弓、槍などのレプリカがあり、触って持ち上げたりできるのが楽しい。 　天気が悪くないので、養老の滝へ行くことにする。桜が美しい。花見客がお弁当を広げてあちこちで寛いでいる。大変な道のりを経て滝までたどり着けば爽快である。｢若返る｣水を買って飲む。水を飲んでいるときに｢赤がえる｣などとささやき笑わせる旦那。さくらソフトを食べ、みたらしダンゴを買い込む。 　道の駅に行こうとするが大混雑で無理である。関ヶ原の鍾乳洞もパス。次回に持越しである。 　これ以上ないほどに汚れたレンタカーを返し、帰りの新幹線では爆睡の二人である。旦那は花粉症デビューか黄砂の影響か鼻水が止まらないらしい。