東京都その１(奥多摩)

東京という言葉からこの風景は浮かばない。埼玉と山梨の境に奥多摩はある。 　この辺は山道が多く、車で走るのは楽しい所である。 　走りやサンに挑まれても気にしないで道を譲れば、追い越して行ってくれるので平和である。 　時々勘違いの車にあおられることがあり、上り坂はきつい。当時は車のパワーや安定感に不安があったので無理しなかったが、譲れるだけの道幅がないときは仕方なく頑張って走った。 　 　下りはパワフルでも狭い道幅に大きな車にはきついので、愛車が小さいのも幸いして、離れて先に走っては道幅の広い所でお待ちして追い越していただき、後はゆっくり走ったものである。 　 　私は先を急いだり、スピードを出すのが目的での走行はしない。 　景色を楽しみながら車にとっても丁度よい走りを楽しみたいのである。 　さて日原鍾乳洞は大きな鍾乳洞である。洞内は湿気はあるが夏は涼しく快適である。30〜40分くらいは楽しめると思う。 　当時は600円で入洞できた。入り口近くに150台ほど停まれる駐車場があり、楽である。 　奥多摩郷土資料館で、小河内ダムに沈んだ村の生活を偲ぶことができる。農家の模型や山や畑の仕事の様子がわかる。 　 　ダムはありがたい。そこに沈んだ村を想う。