千葉県その2(フェリー・アクアライン)

アクアラインができる前に、木更津〜川崎のフェリーに乗った。 　 　車で乗り込むので、初めてのことに緊張し、誘導してもらい船の甲板に停めるまでドキドキしたものである。ジーゼルエンジンの音と匂いが嬉しかった。機械好きである。 　 　船に乗り込むまでの待っている時間が長く、持て余していたが、千葉の山中の魚屋で買ってきたハマチの刺身のオツクリを開け、ムシムシと食べた。新鮮で美味しかった。こんなこともできるのが良い。 　船の中は結構広く、ドリンクスタンドなどもあり、あまり揺れないので、楽しく過ごしているうちに港へ着いてしまった記憶がある。 　無くなってしまって残念であるが、アクアラインのおかげで、時間的には圧倒的に短縮され、その分、他で楽しめる時間も増えたと思う。しかし、値段が高い。庶民には辛い金額である。 　それにしても、千葉側から川崎はとても早く移動できるのに、川崎から千葉へは、とても時間が掛る。不思議である。 　 　「海ほたる」は一休みするのにはとても快適で楽しい施設である。混雑しているのと、強風の日は通行止めになるのはやや不満であるが、仕方がない。 　天気よく晴れた日に、遠くの船がゆっくり進み、飛行機が飛び、街がキラキラしている様子をデッキでぼーっと見ているのは何か幸せである。 　本物の海ほたるも見学できる。青白く光るのが幻想的で美しい。不思議な生き物だなと思う。